Mac用Realforceキーボードで、日本語入力が出来ないときの解決法。

※本ページはプロモーション広告を含みます。
CONTENTS
マメナカ的愛用品
Amazonお得情報

※商品情報・価格等は作成時点のものです。

Mac用のJISキーボード(Realforce for Mac)がUS配列で認識されてしまう不具合が発生し、割と解決までに紆余曲折があったので、記事にしておきたいと思います。

Realforce(東プレ)公式サイトにて問い合わせさせていただいたところ、以下のような対処で解決した(日本語配列で認識された)ケースもあるとのことでした。

Mac用Realforceキーボードを想定した記事ですが、Macでご使用のキーボードがUS配列認識されて困っている方は、一応試してみると良いかもしれません。

(実際今回の僕のケースではこのやり方では解決できなかったのですが、その解決策と推測される原因は後ほどお伝えします)

REALFORCEキーボードを日本語配列で認識させる方法

その1:キーボードの種類を選択

Macで日本語入力が出来ないときは、まずは「キーボード設定アシスタント」を立ち上げ、JIS(日本語)、ANSI(米国)、ISO(国際規格)から「JIS(日本語)」を選択。

これは最も基本的な方法となります。

「システム設定」>「キーボード」>「キーボードの種類を変更」で「キーボード設定アシスタント」を立ち上げ、JIS(日本語)、ANSI(米国)、ISO(国際規格)から「JIS(日本語)」を選択。その後、Macを完全にシャットダウンして、電源をONにします。

もしご存知なかった方は、是非試してみてくださいね。

その2:純正Magic Keyboardを接続・JIS設定にしてから試す

Apple純正キーボード Magic Keyboardを接続し、「キーボード設定アシスタント」で JIS(日本語)、ANSI(米国)、ISO(国際規格)から「JIS(日本語)」を選択。その後Realforce キーボードを接続すると改善するケースがあるようです。

Magic Keyboardを持っている場合は試してみると良いでしょう。今回の僕のケースでは、既にMagic Keyboardは接続していたため、これは該当しないであろうと判断しました。

その3:「com.apple.keyboardtype.plist」ファイルの不具合を解消する

Macで日本語入力が出来ないの解決法、「com.apple.keyboardtype.plist」ファイルの不具合を解消する方法

「com.apple.keyboardtype.plist」ファイルに不具合がある可能性があるため、これを解決することも効果があるそうです(今回の僕のケースではあいにく解決に至らずでしたが)。

Macの「Finder」を開き、「Macintosh HD」内の「ライブラリ」>「Preferences」を選択。Preferencesの中にある、「com.apple.keyboardtype.plist」を削除して、Macを再起動します。

Mac再起動後、再度アップルメニュー>「システム環境設定」>「キーボード」>「キーボードの種類を変更」をクリックして、「キーボード設定アシスタント」にて「JIS(日本語)」を選択。その後、(念のため)Macを再起動します。

実際に解決に至った方法と、推測される原因

以上が東プレさんのご担当者の方からのご回答でしたが、実は僕の環境では、この全てを試してもまだ解決しませんでした。

次は、macOSをSonomaにアップデートし様子を見ようとしたところ、Macを再起動してキーボード設定アシスタントを立ち上げると、「東プレ」ではなく「pqrs」が出現。

「pqrs」とはなんぞ…?と調べてみると、Karabiner-Elementsの開発元の名称がpqrs.orgなことが判明。

ここでそういえば自分が「Kanabiner-Elements」アプリでキー配列を変更して使っていることを思い出しました(もっと早く思い当たるべきでしたが)。

そのまま「pqrs」と表示されるキーボードに対して、キーボード設定アシスタントをJIS(日本)として設定し終わると、無事に日本語配列としてキーボードが認識されました。

これは要は、Karabiner-Elementsの仮想キーボードを、JISとして設定したという理解で良いのかなと思いました。

まとめ

ということで、以下まとめ。

原因:Karabinerの仮想キーボードがJIS配列として認識されていなかった雰囲気

解決方法:「pqrs」Karabiner-Elements 仮想キーボードに対して「キーボード設定アシスタント」をJIS(日本語)として適用する。

今回の僕のケースの一番の原因としては、REALFORCEのキーボードそのものというより、Karabiner-Elementsの仮想キーボードがJIS配列として認識されていなかったのでは?と一旦結論付けました。

「pqrs」を変更するよう求められるケースの法則性が分からずもやっとしますが、僕の場合は最新macOSにアップデートすることで、それがトリガーになったようでした。

Karabiner-Elementsを使っていて、キーボードがJIS配列として認識されない場合は、macOSをアップデートするなどして「pqrs」がキーボード設定アシスタントで対象になるよう頑張ってみる、というふわっとした結論が言えそうです。

後日談

で、後日談なんですが、しばらくするとまた同じ現象が起きて、再起動すると大体解決するという状態です。

そこからしばらく使っていると、また何かの途端に同じ現象が起き、以下再起動して…のループになってるんですよね。

Karabiner-Elementsには長年お世話になっていて、個人的にはむちゃくちゃ感謝しているのですが、(少なくとも今は)安定してJIS入力できないので困っています。

この状態でごまかしごまかしやっていく、って手もあるんですが、脱 Karabiner-Elements できるような自分流素敵キーボードの使い方を、新たに模索していく時期が来ているのかなぁーなんて思いますね。

最後もやっとした感じにはなりましたが(笑)、ご参考いただけていれば幸いです😄

この記事を書いた人

著者
マメナカさん
デザインをしたり、コードを書いたり、写真を撮ったり、散歩をしたり、歌を歌ったりして暮らしています。
詳しいプロフィールを見る
関連記事
© mamenaka All rights reserved.