WF-1000XM4が好き。AirPods Proよりも有線ハイレゾよりも優秀で、毎日使ってしまうよ。
※商品情報・価格等は作成時点のものです。
購入して初めて聴いた日から、WF-1000XM4が我が家のヘッドホンのトップに躍り出ました。WF-1000XM4、こいつぁマジおすすめです、という記事です。
専門的な解説とかない超感覚派レビューですが、「WF-1000XM4が気になってるよ、迷ってるよ〜」という方のダメ押しができればこれ幸いです。
我が家のヘッドホン再生環境
今、うちにあるヘッドホン・イヤホン再生環境はこんな感じです。上にいる子ほどスタメンです。
- WF-1000XM4
- AirPods Pro
- MDR-Z7M2(+ WALKMAN NW-ZX507 + KIMBER KABLE MUC-B20SB1)
- AirPods Max
- WH-1000XM4
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
AirPods Proを発売日に購入してから、我が家のヘッドホン・イヤホンではなんだかんだでAirPods Proが最も活躍していました。(今も通勤や外出時のお供はAirPods Proがメイン)
AirPods Pro
音質はやはり良く、通勤や外出時に素早く取り出して、素早く聴けて、しまうときもスムーズにしまえる点がお気に入り。
この点に関してはWF-1000XM4も、WF-1000XM3と比べれば隔世の感があるくらいには良い感じに仕上がっているものの、あと一歩AirPods Proには及ばず。
ケースからイヤホンを取り出すときの絶妙な抵抗(マグネット?)など、流石によく設計されているんだなと感心してしまいます。
MDR-Z7M2 + WALKMAN NW-ZX507 + KIMBER KABLE MUC-B20SB1
昔からSONYそこそこ好きなのもあって、SONYで揃えた我が家で一番いい音で聴けるはずのヘッドホン環境。
音はほんといいし、めちゃ満足できるんです。音は。近くで生音のギターを弾いてもらえてるような艶のある音の粒とか、ほんと素晴らしい。
但しノイズキャンセリングがないのと、そもそも耳と頭痛くなるからイヤホン>ヘッドホン派なのと、有線のケーブルが邪魔でうきーってなるので、何となく使用頻度ダウン。
そして何よりも NW-ZX507のAndroid(Ver 9)がもっさすぎて、iOSに慣れすぎてると触りたくない、っていうモヤモヤが出てきた今日この頃。
AirPods Max
- そもそもヘッドホン苦手だったのかも?と思い始めた
- あと重いですわやっぱり。
- WF-1000XM4やMDR-Z7M2を聴いてしまうと、全体的にシャリシャリした電子音感の強さが気になる。
以上のような点から何となく使用頻度ダウン。
Appleの空間オーディオ対応音源を聴くと真価を発揮してくれるものの、WF-1000XM4でも360 Reality Audio聴けるしなぁ。「Pro」で「Max」を名乗るのに、ハイレゾが聴けないのも辛い。
WH-1000XM4
今となっては音質もノイズキャンセリング性能も、操作性もモノとしての高級感(質感)も、どれもパッとしないなぁという印象。ボーカルもその他の楽器パートなんかも、狭い音域の中で聴こえてくるのに、なぜかベースはひときわ強く聴こえてきたりして、落ち着いて音楽に没入できないと感じています。
有線接続でハイレゾ再生できるはずなのに、確認して試してもそれとは思えない音質。ポテンシャルを引き出しきれてなかった可能性もありますが、それでも僕には刺さりませんでした。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
1万円ちょっとで買えるノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンとしては、素晴らしいものがります。
が、右側から何日か異音がするようになった時期があってモヤっとしたのと、WF-1000XM4をお迎えしたことなど相まって、使用頻度ダウン。
本題。WF-1000XM4がイケてるところ
- コロンとした形がかわいい。
- カラーに、ニュアンスのあるグレーがある。
- Z7M2ほどではないにせよ、高いレベルの「生音っぽさ」を楽しめる。
- 音の分離も素晴らしい。360 Reality Audio音源を聴くと、鳥肌モノ。
- Z7M2にはないアクティブノイズキャンセリング(しかもAirPods Proを超える強力性能)がめちゃ良い。在宅勤務が捗りまくり!
- 音楽再生機にわざわざNW-ZX507(OSがAndroid 9でもっさい)を使わずとも、使い慣れたiOSでストレスなく楽しめる。(重要)
- 粘土みたいな素材のイヤーフィットが、耳に心地よい。
WF-1000XM4の残念なところ
ほぼ無いんですが、強いて言えば2点。
タップ操作を無効にしないと、誤作動が頻発する点はストレスといえます。タップ操作無効にするまでは、突然爆音が聴こえてビクッとしたことが何回かありました。(反射でびっくりしてイヤホン外しました。苦笑)
また、ケースから取り出す際にマグネットが強すぎてスムーズに取り出しにくいときがある点。
外で取り出し操作をすると強いマグネットの反動でイヤホン本体が遠くに飛んでいかないか、不安を感じる時がありました。(1年半使ってきたAirPods Proより扱いに慣れていないのは当然なので、これは慣れで解決するような気もしています。)
僕は思った
WF-1000XM4は、欠点らしい欠点がほとんどない優秀なアクティブノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホン。
なんか色々機材揃えたり大変な思いをしなくても、普通にiPhoneでWF-1000XM4を鳴らせば、すぐに極上の音楽体験が味わえる。目でも耳でも触覚でも。そして無線で家中どこでも。
シンプルですが、これがWF-1000XM4の一番好きなところです。
ワイヤレスの恩恵を受けつつ、最大限イヤホンでの音楽再生環境を良いものにしたいなら、2021年7月時点で、WF-1000XM4は最良の選択肢だと思います。
今回の写真はFUJIFILM X100Vでお届けしました。