【作例&レビュー】じゃじゃ馬レンズ、NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM。
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現代のデジタルカメラでフィルムカメラのような描写を楽しみたいと思うと、必然的にオールドレンズが必要になります。
とはいえ、中古のオールドレンズは曇りや傷なども付き物で、状態の良い中古を見つけるのもなかなかに手間。じゃあどうするか。新品買ったらいいじゃない!
そんなニーズにピタッとハマるのが「フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM」。 2019年に発売されたバリバリ現役のTHE・現代のレンズなのに、逆光下でフレアやゴーストもバリバリ出ちゃう不器用な子。(不器用を演じているあざとい子とも言えそう。笑)
オートフォーカスも非対応なもんで、慣れてないと、ちゃちゃっと街中を歩いてスナップ写真を撮りたいようなときには、一瞬もたつきがち。それにも関わらず撮り歩きたくなる、不思議な一本なんだなぁ。
フォトレビュー
キャップにフォクトレンダーのロゴ。テンションあがるぅ〜。 美しいレンズさんが姿を現しました。 X-T10に装着したところ。渋いですなぁ。 さらに「専用レンズフード LH-6」を装着。カチッとはまるのが気持ち良い。さすがは信州コシナ製のハイクオリティだなと。 X-T10との組み合わせ。レンズだけだと重いのか前におじぎ状態になっちゃうんですが、レンズフードがちょうど支えになって自立したのはラッキーでした(笑)グッジョブLH-6。NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM の作例
ボケ感はこんな感じ。わしゃわしゃってなる感じが好み。 夕方の神戸三宮にて。このレンズの特徴が強く出るよう、逆光で太陽に向かって撮ってみました。フレアもゴーストも出まくりで満足。 太陽燦々で背面モニターもほとんど見えず、だいぶハイキーになった一枚。 夏っぽい。 カフェでX100Vを撮ってみました。随時追加していきたいと思います。ブックマーク(or ホーム画面に保存)して、遊びにきてやってくださいな。
僕は思った
開放F1.4に寄せるといい意味で不安定になってくれるというか、「不完全な写りが前に出てきてくれる」印象。そうかと思えば、F値を絞ると俄然シャープな写りになって、いかにも現代レンズといった描写が美しい。
さらにSHOTENのヘリコイド付きマウントアダプターでも使わないと最短撮影距離も全然稼げないし、なかなか写りや使い勝手に癖のある一本。
それでも使いたくなるのが、このレンズの面白いところでしょう。オールドレンズはちょっと敬遠しちゃうけど、フィルムっぽい写りがほしい人にオススメ。
今回の写真、前半フォトレビュー部分はFUJIFILM X100Vでお届け。作例部分ではカメラはFUJIFILM X-T10を使用しています。
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